アドラー心理学「幸せになる勇気」より
・人が相談するときは、つまるところ「かわいそうなわたし」と「悪いあの人」しか言ってない
・カウンセリングの場で三角柱を用意し、二面に上の二つのフレーズを書く
・もう一面には「これからどうするか」を書く
・相談者は今自分が話しているのはそのうちどれかをカウンセラーに示しながら話す
という仕組みが紹介されているが、これは自分をそのまま客観視する強力なツールである。
人は妄想に囚われ、無いものを追い続ける故に苦しむ。
真理は「いまここ」で「瞬間やれることをやる」だけなのに。
でもそれは極端に難しい。
それは「社会」というものがそれで成り立ってないから。
「無いものを有る」と思い込むことで秩序が保たれている。
だから教育が必要、常識が必要。
でも僕たちホモサピエンスは社会を捨てて一人で生きていくことはできない。
人や生き物に優しくすることは良いことである。