誰でも「敵」はいます。
「職場(学校)の嫌なあの人」「口うるさい親(または子ども?)」「隣の国のヘイトスピーチ」などなど。
でも、本当にその「敵」はいない。
まったくもって「居ない」のである。
元々そこにはおらず、「敵」として固定化された存在はいない。
つまり「自分」がそんな「敵」がいると作り出しているだけってのが実態である。
じゃあ、居ないから無反応になれるのかっていうとそれほど達観できる人はいないだろう。
反応してしまうのは仕方ないというか、それが普通。
怒ったり、イラついたり、悲しかったり。
でもそこから「じゃあ、あの人は敵だ」っていう思考にちょっとだけ待ったはかけられるはず。
そこは判断だから、判断は止められる。
もしもこの判断から足を洗うことができれば、かなり楽になる。