働いてない人への報復は正当化される_その1

正確に言えば、

働いてないように見える人への報復は、

正当化されます。

もちろん、個人の考え方にもよるので、

みんなが報復する訳ではありませんが、

これは善悪や個人の意識の問題というより

人の行動特性に近いものです。

本当に働いてないのかどうかは問題ではない

たとえば自分より年次が上で

給料を多くもらっている

社員(ここでは彼と呼びます)がいるとします。

彼は、仕事のペースが遅く、

周りが忙しいのにさっさと帰る、

ということを繰り返しています。

あなたは一生懸命遅くまで働いており、

彼の働き方をみていると

「彼は給料に見合った仕事をしていない」

という思いがだんだんと募っていきます。

その見方はあなただけでなく、

周りの人にも伝播していき、

自分の彼への評価は間違ってないと

自信がついてきます。

本当に給料に見合った仕事をしていないのか

という客観的な事実は無視され

(事実かも怪しく、もはやただの口実)

鼻につく側面だけクローズアップされていきます。

そして報復が正当化される

あなたは彼から直接被害を被っていません。

あなたは彼の働き方が気に食わなかっただけでしたが、

彼が作る資料や会議での発言までも

度々鼻についてくるようになります。

ストレスもたまっていき、

あなたは自分が被害者であるかのような

考えに染まっていきます。

彼の問題と自分の問題は別だとは頭ではわかっていますが、

気持ちに歯止めが利かなくなっていきます。

そしてついに彼が痛い目にあっても当然という

気持ちが芽生えてくるのです。

エスカレートすると、

些細なことでみんなの前で叱り飛ばしたり、

グループメールでさらし者にするようなことまで、

自分の中で正当化されていきます。

周りも同調してくれますし。

その頃にはすっかり自分は正義の執行役であり、

彼はやっつけられて当然の悪役になります。

結果として職場の空気は悪くなっていきます。

明日へ続く


kotetsu

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