子どもは本当に賢い、親は疎い

昨夜、11歳の長男の怒りが爆発した。

キッカケは弟に対する行動を咎められたことだったが、これまでの我慢が吹き出した。

「弟ばかり可愛がられている」

「同じことしても弟は怒られない」

「お父さんもお母さんも二人して僕を責める」

「僕は要らないのか?ストレスが酷くて、死にたいと思ったこともある」

「おかげで僕はコミュニケーションが下手になってしまった、もう取り返しがつかない」

ボロボロ泣きながら訴えてきた。

本当に辛い思いをさせてきたのだと、とても反省して謝った。

僕も妻もたしかに長男に厳しかったと思う。

次男は親のそれを見てうまく立ち回っていたので、お咎めなしの場面は多かっただろう。

長男からすれば理不尽の極みだったが、お兄ちゃんだからということで我慢し続けた。

ほんとごめんな、長男くん。

反省。

怒りながらも冷静な長男は、自分が悪いことをしているときはしっかり反省しているから怒られること自体は有り難いと思っていること、だから弟に甘くするのは本人の為にもならないと、教えてくれた。

優しくて賢い子だと驚かされた。

つまり、親の方が子どもを侮っていたのだ。

古今東西どこでも聞くような話だが、我が家も例外なくそうだったのだ。

子どもは本当に賢い、親は疎い。

とても辛い思いをさせてしまったことに反省したが、気持ちを吐き出してくれて本当に良かった。

言った後はとてもスッキリした様子で、親子関係がリスタートした感じだった。

言い終わった後は弟と一層仲良くなったみたいで、徒党を組んで「大人は分かってない」と言っていた笑

子どもに、感謝。

またひとつ親にしてもらった、ありがとう。


kotetsu

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