年末に引っ越しをした。
と、同時に子供たちの校区が変わるので、転校することになった。
友だちと別れなければならず、かなり可哀想なことをしてしまったと、僕自身も申し訳ない気持ちになった。
引っ越し後は慣れない家、生活スタイルの中、知り合いもおらず、子どもたちは相当なストレスだっただろう。
攻撃的になったり、夜寝られなかったり、反動が行動に出るようになった。
そんなとき僕はひたすら家族と一緒にいるようにした。
連れ出して散歩したり、ランニングしたり、ご飯食べに行ったり、みんなでお風呂に入ったり、たくさん会話するようにした。
夜寝られない時は夜の街を散歩して、中華料理屋さんでラーメン食べたりして、特別感を共有した。
家族全員で行動することも多いが、意識して子どもたち一人一人を連れ出して会話するようにしている。
すると新しい学校でのこと、うまくいってないこと、自然と話してくれる。
それで少しだけ気分が軽くなってくれている気がする。
次に話を聞いたら、ちょっとだけ楽しく過ごせているらしく、僕も少し安心する。
最近は近所の公園によく遊びに行くようになってきた。
そこで初めて会う子どもたちと遊んでいる姿を見るようにもなってきた。
ちょっとずつだけど、彼ら自身で自走し始めた感じに素直に嬉しいし、すごいなぁと感心する。
環境の大きな変化は大人にとってもストレスだが、子どもにも辛い経験になる。
でも彼ら彼女らは必ず乗り越えられる。
戸惑うこともたくさんある、慣れてきてからも困難にぶつかるだろう。
僕はこれからもできるだけ子どもたちのそばにいて、ちょっとした支えになりたいと思う。
引っ越しを機会にそんなことを思う年末年始でした。