私たちは行動するか迷っているときに信頼できる(ように見える)情報に触れたとき、安心して一歩踏み出すことができます。
たとえば、ダイエットするためにジムに行こうか迷っている人が、好きなタレントが劇的に痩せていて、それが週2日のジムでのトレーニングのおかげである、というような情報を見たときに、安心してジムに行き始めるかもしれません。
でも、いつも自分が迷っていることに対する答えになる情報が転がっているわけではありません。
それどころか、逆の意見を目にすると行動に移せず躊躇してしまうことだってあります。
さきほどの例で言えば、週二回だけジムに行っても痩せないとか、ジムに行き始めた人の9割が3ヶ月以内で行かなくなるとか、です。
そんな情報を目にしてしまうと心が折れて行動し難くなってしまいますが、触れる情報が違っていれば行動が変わった可能性があるのです。
そうであるならば初めから外の情報に頼らずに、自分で信頼できる情報を作ってしまって、安心して行動に移すということをやってしまえば良いのです。
「おいおい、それって嘘の情報でしょ?さらに信用できないじゃないか?」と思われたかもしれません。
ですが、それが本当かどうかは大した問題ではありません。
本当かもしれない程度に本当らしければ、十分です。
今日のブログは久しぶりの投稿です。
ゴールデンウィーク以降、週5ペースで書いてきてましたが、4週間近く書きませんでした。
特に理由なく、あらゆることにやる気が無い期間に突入したので書きませんでしたが、最近少し持ち直してきたのでブログを再開しようと思いました。
しかし、再開するに自分の中で心理的ハードルがありました。
「急に書かなくなったこと誰かになにか思われるのでは?」「また途中でやめるかもしれない」「継続して書こうと思っていたのに自分の意思の弱さが恨めしい」など、行動を変えようとするときは変えずに済むような理由を無意識に探してしまいます。
ここで先ほどの「情報のでっち上げ」を使います。
「三年以上継続して投稿しているブロガーのうち6割が1ヶ月以上ブログを書けなかったことがある」という感じです。
三年以上継続して投稿しているブロガーは、自分の中で目指す一つの姿です。
6割でなく9割にすると自分の中で真実味が無くなるので6割で止めていて、本当かもしれないくらいに本当らしい情報になっています。
こうやって自分の行動を好ましい方向へ向けるきっかけとして、情報をでっち上げてそれをなんとなく信じて、久しぶりのブログを投稿しています。
世の中には情報が溢れていてそれに振り回されるよりは、自分が好ましい行動を取れるようなきっかけになる情報をでっち上げて、それを信じてしまうことをお勧めします。
世の中に転がっている情報も発信者の意図で切り取られただけの情報かもしれず、だったら自分ででっち上げた情報も大差ないはず。
自分の行動が変わるのであれば、でっち上げの情報でも良いのです。